尋常性白斑とは、皮膚のメラニン色素が、部分的に作られなくなるために起きる白く抜けたアザのことです。白くなっている場所では、メラニン色素が作られない状態となっています。
皮膚にはもともとメラニンを作る細胞があります。黒人の皮膚にも、白人の皮膚にも、黄色人種の皮膚にもメラニン色素が存在しています。メラニンの量が異なるために、アザとなって見えるわけです。メラニン分布が一定ならば、特に気にならないわけですが、部分的にメラニン量が多ければ、周囲より濃いアザとなります。反対にメラニン量が少ないと、白いアザとなるわけです。白斑の場合は、メラニン量が減ってしまい白く見えてしまうわけです。
その、原因については、また次回に。